異性の体臭がいい匂いに感じるのはなぜ?体臭の相性と遺伝子

異性の体臭の匂いと相性、そして恋愛遺伝子・HLA

今回のテーマは?

「異性の体臭がいい匂いに感じるのはなぜ?」

「体臭の相性と遺伝子の関係は?」

なんてお話について!

世の中には、体臭の相性がいいのか?やたらいい匂いに感じる異性っていますよね?

逆に、別に悪臭とかな訳じゃないのに…「この匂い苦手、臭いかも?」なんて。

今回は、この差って何?なんてお話です。

異性の体臭がいい匂いに感じるのはなぜ?

それでは、さっそく!

異性の体臭がいい匂いに感じるのはなぜ?なんてお話から。

じつはこれ、遺伝子の相性がいいからなんです!

人にはそれぞれ、HLAと呼ばれる遺伝子の型があります。

この遺伝子の型の相性がいい異性同士は、お互いの体臭がいい匂いに感じる訳です。

体臭の相性と遺伝子の関係

ではでは、体臭の相性がよくお互いいい匂いに感じるのは、どんな遺伝子同士なのでしょう?

これは、HLAという遺伝子の型が、かけ離れている遺伝子同士なんです!

HLAは父親から一組、母親から一組ずつ受け継いで個人の型が決まります。

そのため、親子や同じ両親から生まれた兄弟の間では、HLAの型がかなり似ています。

HLAの型が近ければ近いほど、体臭が臭く感じるので…

年頃になった女性は「お父さん臭い」とか「お兄ちゃんの匂い、苦手かも?」となる訳です。

なぜ遺伝子の型が遠いといい匂いで、近いと臭い?

ではでは、なぜ遺伝子の型が遠いといい匂いで、近いと臭く感じるのでしょうか?

じつはコレ、優秀な子孫を残すための目印のようになっているんですね!

HLAという遺伝子の型は、両親から一つづつ受け継ぐので、一組の夫婦から生まれる子供のHLAの方は4パターンになります。

その子供たちが、また異なるHLAの方を持つ異性と結ばれて行けば、いろいろな型が混ざり合ったHLAをもった子供が生まれ、その子の免疫システムは広い多様性を持ち、多くの病原体(異物)に対応できるより良い免疫システムとなります。

しかし、似た型を持った両親から生まれた子供は画一的なHLAしか持たないため、未知の病原体に対する抵抗力が低い子供になりやすいという事です。

よく血統書付の犬より、雑種の犬の方が丈夫で育てやすいと言われますが、これも、HLAの多様化による守備範囲の広い免疫システムが理由と言えるでしょう。

事実、昔の大名や王様など権力者は富と権力の分散を防ぐために、近親者の結婚が多かったそうです。

そのため、何代か経つと病弱や障害を持った子供が生まれケースも多かったそうです。

HLAの単一化による免疫システムの弱体化を防ぐため、人は本能的にHLAの型が異なる相手を選ぶ必要ある訳です

また、HLAの型が異なる相手ほど、セックス時のエクスタシーが強く、セックスの相性が良いとも言われています。

恋愛相手を選ぶのは、血液型ではなく、HLAの型であるとも言われています。

この事が、HLAが恋愛遺伝子と言われる大きな理由なのです。

体臭とフェロモンと相性

遺伝子の中で、HLAの領域とフェロモンの領域は大変近いそうで、フェロモンはHLAの影響を受けているそうです。

つまり、異性の匂いを嗅いで、良い匂い・好きな匂いと感じたら、その人と自分のHLAは種類が違うそうなんです。

これも、強い免疫システムを持った子孫を作り出す本能なんですね。

逆に、異性の匂いが不快に感じたら、その人とはかなり近いHLAを持っているという事です。

だから、兄弟や親の匂いは本能的に嫌うんですね。

「あ、この人の匂い、好きかも・・・」

と、思える相手は、きっと恋愛やセックスの相性もいいものなんですね?

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