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ジャムウの副作用と危険性

ジャムウは、ハーブなど植物の根や葉、樹皮、実などを材料にした漢方薬の一種です。

天然の材料をそのまま使用しているので、人体への害や副作用、危険性は大変少ないといわれています。
人体に摂取するものですから、ある程度は副作用や危険性はあると考えて頂きたいと思います。

このページでは、特に精力剤系ジャムウの副作用や危険性についてご説明していきます。

ジャムウは何からできているのか

ジャムウは何からできている

ジャムウは、複数の植物の根や葉、樹皮、実などを乾燥、粉砕し調合して作られます。

西洋医薬品のように、素材から有効成分だけを抽出するのではなく、東洋医学のように素材をそのまま調合しているのです。

コブラXをはじめ、多くの精力剤系ジャムウに使われるヨヒンベという植物があります。

ヨヒンベは西アフリカ原産のアカネ科の植物ですが、古くからヨーロッパで精力剤として使われてきました。

研究では、ヨヒンベの樹皮や根などに含まれるヨヒンビンという物質が、血管を拡張させたり、性的興奮を増加させる効果があることがわかっています。
欧米の製薬会社はED・勃起不全対策薬として、ヨヒンベから抽出したもの、あるいは化学合成したヨヒンビンを薬剤として売り出しています。

精力剤として効果があるのは、ヨヒンベに含まれるヨヒンビンと言う物質であるのはご承知の通り。

西洋医学の世界では有効成分であるヨヒンビンだけを抽出して効果的に使っておりますが、ジャムウの世界では植物であるヨヒンビンそのものを使用しています。

そのため、有効物質を抽出した医薬品より効き目は弱いですが、そのぶん危険性や副作用は少ないと考えられています。

また、植物そのものを配合しておりますので、有効成分の含有量や配合比にばらつきがあり、製品によって効き方にむらがあるということもございます。

天然素材なら副作用や危険性が少ないのでしょうか?

副作用や危険性が少ない?

ジャムウは天然成分だから、絶対に副作用や危険性はない、と言うのは正しいのでしょうか?

答えは「一概には言えない」だと思います。

確かに、ジャムウは天然成分ですので、医薬品に比べ副作用は少ないかもしれません。

しかし、次のような危険性もあることを十分ご理解いただきたいと思います。

参考PDF:副作用について理解しよう - 日本病院薬剤師会

期待していたこととは別な作用が発生してしまう

期待していたこととは別な作用?

精力剤ジャムウは、精力の向上やED・勃起不全の解消を目的に調合されていますが、実際に使ってみると、期待していたこと以外の作用も出てしまいます。

主によく出る作用を記載しました。
1. 頭が重く感じる
2. 目がちかちかする
3. 心臓がどきどきする
4. 肩や首筋に張りを感じる
5. 鼻が詰まったように感じる
6. 喉がかわく

これらは、ジャムウにより血管が拡張し血行が活発になることによって起きる現象です。

普通の人なら、それほど気になるような症状ではありませんが、中には強く出てしまう人もいますので、まずは飲む量を減らすなどご使用にあたっては、お気をつけくださいますようお願いいたします。

素材に対するアレルギー

アレルギーが出る事もあるかも?

天然素材でも、人によってはアレルギーが出る場合があります。

たとえば、ほとんどのジャムウに使われている生姜(ジンジャー)

多くの方は生姜を摂取しても問題にはなりませんが、生姜に対してアレルギーがある人は、摂取したら何らかの障害が出ます。

このように、特定の素材に対してアレルギーがある方は、ジャムウと言えども、摂取する際には注意が必要ですね?

特に、SAMSUスーパーオイルなど早漏防止系ジャムウは、直接デリケートな皮膚粘膜に塗るため、人によっては熱を持ったり、かぶれ(爛れ)に近いような症状が発生することがあります。

ご使用前に肘の裏など皮膚が柔らかい場所でパッチテストをすることをお勧めしています。

既にある病気の悪化

病気の悪化も考えられます

ジャムウを飲むことにより、すでにご自身が持っている病気が悪化したり、悪影響を及ぼすことがあります。

精力剤系ジャムウは血管を拡張させ血流を良くする効果を狙って配合されています。

健常者なら問題はありませんが、心臓疾患を抱えている方がジャムウを摂取すると、血管拡張により血圧の低下が起こり、心臓への負担が大きくなり、危険な状態に陥るかもしれません。

特に、降圧剤を日常的に飲まれている方は、この効果がより強く出る危険性があります。

病気を抱えている方や、日常的にお薬を飲まれている方は、必ずご担当のお医者様と相談の上、ジャムウをご利用ください。

ジャムウを使う時の注意点

使う時の注意点

ジャムウを使う場合は、副作用、危険性もあることをご理解の上、以下の項目に注意してご利用ください。

1)摂取される量に注意
一度に大量のジャムウを摂取したり、短時間に何回も摂取すると思わぬ弊害が出る可能性もあります。
ジャムウの説明書に沿って、適量をご使用ください。
2)おかしいと思ったら、すぐに使用中止を
摂取後、体調不良や違和感などを感じたら、すぐに使用を中止し、お医者様に相談してください。
3)他の薬やジャムウとの併用はしないでください。
他のジャムウや医薬品との併用は、思わぬ弊害が出る恐れがありますので、おやめください。

特に、病気の治療などで日常的にお薬を飲まれている方は、お医者様と相談の上ジャムウをご利用ください。
4)事前にテストを
初めて試されるジャムウは、なるべく少量から初めて、異常がなければ、摂取量を増やしてください。

特に、早漏系ジャムウは、肘の内側など皮膚の柔らかい場所でバッチテストをしてから、ご使用いただきますようお願いします。
5)病気療養中の方は使用しないでください
糖尿病や心臓疾患、あるいは神経疾患など、病気療養中の方はジャムウのご利用は控えてください。
どうしても、と言う場合は担当のお医者様に相談の上ご利用ください。

ぜひ、この記事が参考になりましたら幸いです。

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