
【スイカの効能は自然の勃起剤となるのか?
夏の風物詩といえば色々ありますが、フルーツでいえばやっぱりスイカですよね。
暑い日の午後、あるいは夕涼みの庭で、よ~く冷えたスイカにかぶりつく、いやぁ~やめられませんねぇ。
このおいしいスイカですが、昔から「暑気払い」「二日酔い対策」「水分補給」など。
美味しいだけではなく、体に良い食べ物とされてきました。
そんなおいしくて体に良いスイカは、なんと自然のバイアグラ、天然のバイアグラとも言われています。
それはスイカに含まれる「シトルリン」という物質の力。
このページでは、そんなスイカの効能について紹介します。
スイカが勃起に与えるパワー

昔から体に良いとされているスイカですが、なぜ自然のバイアグラとも言われているのでしょうか?
スイカの勃起不全に良いとされるパワーの源は、一酸化窒素を増やして、血管を拡張、血流を促進させ、バイアグラの主成分と同じような効果があるシトルリンという物質。
この物質は、1930年に日本で発見されたアミノ酸の一種で、哺乳類の体の中には多く存在しているものだそうです。
このシトルリンは、摂取すると体内でアルギニンに代謝(変化)するのです。
アルギニン・・・
そう!勃起不全に良いとされている物質なのです。
さらに、シトルリンはアルギニンより体の吸収が良いので、アルギニンそのものを摂取するよりシトルリンを摂取して体内でアルギニンに代謝させた方が効率がいいそうです。
このアルギニン(シトルリン)の大きな効果として、体内でNO(酸化窒素)を生み出す力があるのです。
NO(酸化窒素)!
もう、お分かりですね!
スイカに含まれる成分がどう働くのか?
NOが体内で増加すると、cGMP(環状グアノシン-リン酸)が発生し、その効果で血管平滑筋の弛緩が行われ血管が拡張します。
血管が拡張すると、血流が改善され、動脈硬化の予防やアンチエイジングといった効果が生まれます。
さらに、アンモニアの除去、筋肉にたまった乳酸の消費促進により疲労回復やスポーツパフォーマンスの向上効果もあり、スポーツ選手も積極的にアルギニンを摂取しています。
さらにさらに、この血管拡張効果が陰茎周辺の血管で起こると陰茎動脈の血流が改善され、陰茎海綿体への血流量が増加、そして勃起不全をよくすることにつながっていくのです。
勃起不全に有効とされているアミノ酸、アルギニンを吸収効率の良いリトルリンという形で、無理なく美味しく食べられるスイカ。
これが、スイカの持つ勃起不全に対するパワーなのです。
ちなみに、シトルリンは赤い果肉よりも白い果皮部に多く含まれているので、お酒のあてに漬物などにして食べると良いかもしれませんね?
参考:ED 治療薬
スイカが身体に与えてくれる効能・作用とは?

昔から体に良くておいしい果物と知られていたスイカですが、具体的にどんな効能があるのかあげてみましょう。
水分補
スイカの90%以上は水分と、大変水分保有率の高い果物です。
暑い夏の日、のどの渇きを充分癒してくれる果物として、非常に役立つ果物ですね。
利尿作用
スイカに含まれているカリウムの効果に利尿作用があります。
この利尿作用により、体内にたまった毒素を排出させ(デトックス効果)、からだのむくみや疲れの解消、二日酔いからの回復、さらに解熱作用や高血圧への効果もあるそうです。
この利尿作用が江戸時代から言われていた「酒毒の解毒」効果なんですね
また、解熱作用があることから、熱い夏の夜に食べると体の熱を奪ってくれ、寝苦しさの解消にもなるのです。
美肌効果
スイカに含まれるシステインという物質の効果で、紫外線で傷んだお肌の回復を促します。
これにより、シミ・ソバカスの防止と、美肌効果があると言われています。
スイカ美人、いいですね~
老化・ガン予防スイカに含まれるリコピンは、体内の過酸化脂肪を抑制し、細胞の老化を防ぎます。
また、グルタチオンは、がんの予防に良いという研究結果も報告されています。
最後にスイカの歴史について

今では、すっかり日本の夏を代表するフルーツとなったスイカですが、原産地はアフリカ中部の砂漠地帯で、現在もスイカの原種である野生スイカが育っています。
エジプトでは、4千年も前の壁画にスイカであろう食べ物を食べている描写があるそうですが、その当時はもっぱら栄養価の高い種が食べられていたそうです。
アフリカから地中海沿岸沿いにスイカは伝わり、ヨーロッパで果物として栽培され、17世紀にアメリカにわたっていろいろな品種が生まれました。
一方アジアでは、紀元前にインドにスイカは伝わり、11世紀にはシルクロード経由で中国に伝わったそうです。
中国では、西の中部アジアから伝わった果物という事で「西瓜(シイグア)」と呼ばれており、日本にもそのままの名前で伝わったのですね。
日本にスイカが伝わったのは、江戸時代と言われています。
伝来についてはポルトガル人が出島(長崎)に伝えたとか、中国から僧侶が持ち帰ったなど諸説ありますが、江戸時代後期には日本全国にスイカの栽培が広がり、各地でいろいろな品種も増え、日本の夏の果物の代表格となっていったそうです。
江戸時代の文献にも「暑気ざまし」「酒毒の解毒」「のどの渇き」に良いと記されており、昔からスイカは食べておいしく、体に良い果物として広く知られていたのですね。
この記事が参考になりましたら幸いです。
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